当初予算の市長査定始まる

6日から始まった当初予算市長査定

 須賀川市は6日から8日まで、令和3年度当初予算編成に係る市長査定を行っている。3日間で各担当部課長から新規を含む39事業について橋本克也市長が説明を受ける。
 昨年9月の当初予算編成方針説明会で橋本市長は、予算規模の通常フレーム移行と持続可能な財政運営堅持の必要性を各課担当職員に支持し、今月の年頭所感では新型コロナ対策に万全を期すために事業の見直しを図る方針を述べた。
 また一昨年10月の台風19号水害被災者生活再建に全力をあげるとも説明している。
 当初予算市長査定は3日間行われ、6日は防災体制や道路整備など市民安全課など4課6事業、7日は農商工業関連支援など農政課など6課21事業、8日は「二人の円谷」顕彰事業など文化振興課など5課12事業について行う。
 当初予算大枠は今月中旬までに決まり、今月中に予算書を作成する。市議会説明などを経て、2月の定例会見で記者発表し、3月議会で承認を得る。
 震災以降、昨年度までの当初予算は国の手厚い財政支援により復旧事業(台風19号関連含む)を優先して財政規模のかさ上げを図ってきたが、今年度からは人口減少や新型コロナの影響などにより財源確保が困難な状況も予想される。
 令和3年度はさらなる行政課題に対応しながら、市民サービスの質を低下させることなく、事務事業優先度評価結果を踏まえた事業単位の一件査定方式による予算編成を引き続き実施し、成果向上力の低い事業の縮減・廃止・休止により積極的な事務事業の見直しを図っていく。
 また感染症対策の緊急経済対策として、固定資産税軽減措置による一般財源減収額は全額国費で補てんするが、歳入減少をカバーし、持続可能な財政運営を堅持していくため、徹底的なコスト縮減に取り組む予算編成を目指している。
 市長査定を受ける事業名は次の通り。
◇6日▽市民安全課=防災体制推進▽社会福祉課=福祉の地域づくり推進▽健康づくり課=地域医療医師業務負担軽減支援補助事業▽道路河川課=道路整備、交通安全施設整備、準用河川笹平河川改良(全て国補助事業)
◇7日▽農政課=農業用施設保全等支援補助事業▽商工課・企画政策課=須賀川地区就職ガイダンス、合同就職面接会、プロフェッショナルシニア就職面接会、ふるさとすかがわ回帰支援、地域ブランド力活用、工業製品認定、企業間ネットワーク、中小企業等人材育成補助、中小企業ホームページ開設等支援補助、中小企業産業見本市等出店支援補助、企業誘致推進、中小企業等防災減災対策補助、産業振興奨励▽生涯学習スポーツ課・企画政策課=市民の森管理運営委託、ふくしま森の科学体験センター管理運営委託、須賀川地域体育施設管理運営委託、ふくしま森の科学体験センター補助、福島空港利活用推進
◇8日▽文化振興課=文化センター管理運営、同駐車場整備、博物館整備▽文化振興課・市民交流センター企画課・企画政策課=「二人の円谷」顕彰事業、特撮文化推進、特撮アーカイブセンター管理運営、(仮)円谷英二生誕120周年記念、(仮)長沼城址ジオラマ制作▽企画政策課=地域コミュニティ活性化推進▽教育総務課=西袋一小校舎長寿命化改修▽学校教育課=教育研修センター管理運営▽こども課=子ども教室運営