相澤・吉田選手に市奨励金 相澤・阿部選手には幸吉賞

 須賀川市はスポーツ振興と競技力の向上・世界での活躍を目指す選手への支援を目的に、「市オリンピック・パラリンピック強化指定選手奨励金」を今年度創設した。昨年末に五輪出場内定を日本記録更新で決めた相澤晃選手(23)=旭化成=と、日本肢体不自由者卓球協会特別強化指定選手の吉田信一選手(55)=情報通信研究機構=に第1号として各50万円を贈る。
 日本オリンピック委員会または日本パラリンピック委員会加盟協議団体から強化指定選手の認定を受けた、市内在住または市出身者を対象としたもの。5日に贈呈式を予定していたが、新型コロナ感染拡大防止のためやむなく中止し、2人には後日電話などで祝意を表する。
 また、昨年度受賞は決まっていたが、表彰式が行われていなかった、郷土の英雄「円谷幸吉選手」の功績を後世に伝え、スポーツ振興と競技力向上に寄与するため、国際大会で入賞した選手をたたえる「幸吉賞」についても、5日の表彰を予定していたが中止した。
 「幸吉賞」受賞第1号は2019年第30回ユニバーシアード競技大会で男子ハーフマラソン金メダルの相澤晃選手と、同大会男子1万㍍銀メダルの阿部弘輝選手(23)=住友電工=。2人には電話などで祝意を表し、賞状などは後日郵送する。
 受賞する3人の主なプロフィールは次の通り。
◇相澤晃選手=長沼中・学法石川高・東洋大卒、現旭化成。中学時代に「円谷ランナーズ」所属。大学4年で三大駅伝全てで区間新記録を樹立。最後の箱根駅伝で大会MVPの金栗四三杯を獲得した。昨年12月の日本陸上競技選手権大会1万㍍で27分18秒75の日本新記録で優勝し東京2020五輪代表内定
◇吉田信一選手=17歳のときにバイク事故で車椅子生活となる。97年に車椅子卓球を始め、2000年に上京。これまで車椅子卓球クラス3で通算14度日本一に輝き、リオ・パラリンピック出場。現在は東京2020パラリンピック出場を目指す。
◇阿部弘輝選手=仁井田中・学法石川高・明治大卒。現住友電工。中学時代に「円谷ランナーズ」に所属。「ふくしま駅伝須賀川市チーム」でも活躍した。大学3年時に1万㍍で日本人大学生最高記録を出し、昨年の箱根駅伝で7区区間新記録を樹立。関西実業団駅伝で4区区間新記録で活躍。