深夜火災2カ所で遺体2体発見

火事2件火事2件2 24日未明に須賀川市矢田野地内と南町地内の2カ所で人家火災が相次ぎ、それぞれ住民と思われる遺体が発見された。年末を迎え、近年例をみない異常事態に市民も騒然となっている。
 矢田野地内の火事は午前0時48分頃、矢田野西町188の無職深谷利雄さん(73)宅から火を出し、木造2階建て住宅が全焼した。焼け跡から遺体が発見され、須賀川署は連絡のとれていない深谷さんとみて確認を進めている。
 さらに午前2時4分頃、南町353の無職金子俊夫さん(78)宅、同355の無職森本康洋さん(83)宅、会社員松崎晃久さん(57)宅の木造2階建て3棟が全焼する火事が発生した。
 金子さん宅からは遺体が発見され、本人との連絡もとれないことから同署は金子さんとみて調べを進めている。
 南町地内で119番通報したという近所に住む男性は「夜中に火柱が上がっているのが見えて、急いで通報した。しかし消防は矢田野の火事に出動しているようで、現場には石川消防署から消防車が駆けつけていた。火の粉は広範囲に広がってとても恐ろしかった」と話す。
 また近隣住民によると全焼した3棟以外の住宅も燃え広がっていたとの証言もあった。
 連絡のとれない深谷さんと金子さんはいずれも一人暮らしで、近隣住民によると足腰が不自由で介護を要する状態だったという。
 消失面積や原因、損害などは現在捜査を進めている。
 須賀川署の現場検証は24日の夕方頃まで行われる見込みで、検証中は付近の道路を封鎖する。