岩瀬農業高「GGAP」取得日本一

GGAP単独日本一とJGAP3部門同時取得を達成した岩瀬農業高

 岩瀬農業高(髙橋豊治校長)は生徒たちが生産した農産物で従来の11品目と新たに7品目の計18品目が、国際認証「グローバルGAP」認証を受け、国内の農業高校で認証取得数全国単独の日本一に輝いた。来年の東京オリンピック・パラリンピックで、「福島産農産物の安全安心を世界中に広めていきたい」と意気込んでいる。
 GGAPは農産物や農作業の安全性を管理するGAP(適正農業規範)認証の世界基準。農薬の使用基準、農産物の作り方、環境への配慮、労働環境を含めた生産行程管理国際認証。
 これまでのコメ、キュウリ、リンゴ、レタス、ミズナ、バジル、サツマイモ、ナシ、ジャガイモ、メロン、ダイコンに続いて、今年度は新たにエダマメ、ダイズ、ラッカセイ、アズキ、トマト、ブドウ、ルッコラの追加認証を受けた。
 同校は2年に一度、オランダに生徒を派遣して海外の農業先進地視察や地元農業高校と交流を深めているが、3年前、地元の学生から「県産農産物は危険な食べ物だ」と指摘を受け、風評被害の払拭を目的に生徒が中心となってGGAP取得を目指し始めた。
 同校はGGAP国内単独最多校取得を受けて17日に記者会見し、髙橋校長や宗方雲母GAP推進委員長(生物生産科3年)ら代表生徒が取得の喜びや今後の目標などを語った。
 宗方委員長をはじめ、野菜担当の和田周馬さん(園芸科学科3年)、果樹担当の根本亘さん(同)、ミズナ・バジル・バッカラ担当の飛澤来心さん(ヒューマンサービス科3年)ほか10人が同席した。
 宗方委員長は「国内最多取得をうれしく思います。後輩たちにはGGAP取得の取り組みを継続しほしい」と話した。
 同校は、さらに安全安心な農業推進と将来の農業を担うリーダー育成、GAP農産物の海外輸出などを目指してく。
 GGAP認証を受けた18品目の認証期間は11月18日から1年間。