相澤晃選手に懸垂幕などでエール送る

市役所屋外広告塔に掲揚された懸垂幕

 須賀川市長沼地域出身で東京オリンピック男子1万㍍日本代表に内定した相澤晃選手(23)=旭化成、東洋大卒=にエールを送るため、市は17日に市役所前東側の屋外広告塔など3カ所に懸垂幕を飾った。市内では相澤選手の卒業校や須賀川アリーナなどの関係施設でも懸垂幕や記念展示コーナーを設ける動きが盛り上がりをみせている。
 市の懸垂幕掲揚セレモニーは、市役所前で行われ、橋本克也市長、安藤基寛副市長、森合義衛教育長、五十嵐伸市議会議長、安藤喜勝市体育協会長、安藤昭人岩瀬郡市陸上競技協会長、市議らと近隣の市民が見守る中、「翔ばたけ!須賀川市から世界へ!」の文字が書かれた高さ6・1㍍の懸垂幕を掲げ、活躍を期待する大きな拍手が送られた。
 橋本市長は「感動的な走りで、市民に元気と勇気を与え、希望の光をもたらしてくれた相澤選手に感謝しています。市民一同応援し、これからの活躍を支えていきたいと思います」とあいさつした。
 相澤選手が「この1年、苦しい時もありましたが、円谷幸吉選手の忍耐の言葉を胸に、最後まで粘りの走りができました。沢山の人たちに支えられた結果で、これからもみんなに元気を与える走りをしたいと思います」とメッセージを寄せた。
 懸垂幕はこのほか市役所1階みんなのスクエア、須賀川駅前広告塔にも掲揚し、応援ムードを高めた。

長沼小に掲揚されている懸垂幕

 相澤選手の地元・長沼地域でも長沼小、長沼東小、長沼中で高さ2・5㍍前後の懸垂幕が正面玄関などに掲揚され、子どもたちがあこがれの目差しを送っている。
 さらに長沼市民サービスセンター、長沼公民館にも設置され、相澤選手の同世代から祖父母の世代まで多くの地域住民が地元発のヒーロー誕生に喜んでいる。
 また須賀川アリーナや中央図書館には内定を祝う特別コーナーが設けられ、相澤選手の直筆サイン色紙のほか、関連した新聞記事などを展示し、関心を集めている。
 なお市は今年度からトップアスリートの顕彰と支援を通し、さらなるスポーツ推進を図るため、郷土の英雄の名を冠した「幸吉賞」と、オリンピック・パラリンピック強化指定選手奨励金制度を創設しており、相澤選手は初の対象者となっているが、新型コロナ禍のためまだ授与には至っていない。

須賀川アリーナに設けられた特別コーナー