広域消防本部で大型店舗特別査察と街頭PR

誘導灯などを確認する水野消防長たち

 須賀川地方広域消防本部(水野弘美消防長)の年末大型店舗特別査察と住宅用火災警報器設置促進街頭PRは16日、リオンドール須賀川東店(鈴木忠男店長)で行われ、万が一の際の避難経路や消火器設置状況などを確認し、年末における防災体制の強化を促した。
 特別査察は年末年始は物品販売店舗などで普段より多くの来客が予想されるため、人命の安全確保に万全を期すため毎年実施している。
 査察に先立ち水野消防長は「火災などの災害を出さないことが何より重要だが、万が一発生しても来客と従業員が安全に避難し、人的被害を出さないよう万全を期してほしい」とあいさつした。
 鈴木店長の案内で水野消防長、岡部勝美須賀川消防署長ら4人が店内を巡回し、避難経路や設置された誘導灯、消火器などを注意深く観察し、安全体制が整っていることを確認した。

カレンダーを配りながら住警器の設置などを呼びかける署員

 合わせて消防本部と須賀川消防署の4人が同店の入り口で住警器設置促進街頭PR活動を展開した。
 本格的な冬となり暖房器具の使用が多くなることから、出火の原因となるホコリが器具やコンセント周辺にたまっていないか確認し、外出時や就寝時は火の元を消し忘れていないかチェックする必要がある。
 それでも火災が発生してしまった場合に備え、人命を確保するために住警器の正しい設置が重要となる。消防庁によると設置した場合は死者数と焼損床面積は半減、損害額は約4割減と死亡リスクや損失の拡大リスクを大幅に減らしている。
 署員らは買い物客に住警器の設置・維持管理の重要性を説明しながら子どもたちの絵画・ポスターを掲載した来年の消防カレンダーを配り、火災予防に理解と協力を呼びかけた。
 なお年末年始特別警戒は29日から3日まで、各自治体や消防団などの協力を得ながら、消防車両などで防火広報を行い、火の取り扱いに注意を促す。