2月19日から「雛の笑顔に会えるまち」

「雛の笑顔に会えるまち」実施を決めた実行委員会

 須賀川市内の商店に雛飾りを展示し来店者をおもてなしする、春の人気イベント「第17回雛(ひいな)の笑顔に会えるまち」は、来年2月19日から3月3日まで13日間の実施が正式に決まった。来年1月8日まで展示参加展を各商店会や組合で募集する。
 新型コロナ禍での実施の可否について協議する第1回実行委員会は14日、商工会館で開かれた。
 吉田伸司実行委員長(宮先町商店街振興組合理事長)は「昨今の状況やイベント実施制限などを考慮し、実行委員会としてもどう対策を取っていくか皆さんのご意見を頂戴したい」とあいさつし、出席者全員で意見を出し合った。
 昨年も同時期に実施したが、新型コロナウイルスが全国的に感染拡大し始めた頃と重なった影響もあり、「お客様はほとんど来なかった。今の状況で店内に入ってもらい、おもてなしすることは感染拡大防止の観点からも難しいのでは」との声もあった。
 商店によっては店外から窓越しに見てもらうよう配置もできるのではとの意見も出たが、委員の中には「一度休止してしまうと再スタートするにはとても大変になる。お客様が一度に何十人も店内に入ってくることはないだろうから、密状態を避け、ソーシャルディスタンスの確保に取り組めば可能ではないか」の意見もあった。
 実行委員会としては意見を取りまとめ、店ごとに感染対策を図った上で実施すると結論を出した。
 今年の「雛の笑顔に会えるまち」は、来年2月18日から3月3日まで実施し、参加点は店舗内かショーウインドウ内に各自が所有する雛飾りとモモの花や菜の花、ポスターなどを展示する。展示店用のぼり旗を店頭に飾り付ける。
 展示店を巡るスタンプラリーは今回も実施し、実行委員会で公開抽選をして各組合で利用できる商品券を贈る。
 また参加者が選ぶ「お気に入り店」投票を実施し、次回のイベントで投票上位店に「観覧推奨店(仮称)」の立て札を贈る。
 まちなかを中心とした飲食店などにひな祭りに関連したメニュー提供協力を呼びかける。
 毎年可愛らしいくるみ雛が人気の、商工会議所女性会による「つるし雛飾り展示」も行い、博物館やtetteなどに飾り付ける。
 「雛の笑顔に会えるまち」は、古来の伝統行事や風習を地域再生のカギとしながら、まちとしての集客力を高める目的で毎年実施しており、昨年は新型コロナの影響を受け、前年比で2割ほど減ったが、スタンプラリーに700人を超える応募があった。