
狸森地区からイチゴを!
目標は2万本栽培
大学卒業後、 資材販売業に半年勤め、 地元に企業誘致された会社の創業と同時に入社し、 金型の職人と言われる作業現場でアルミのフレーム製品づくりに15年携わった。
祖父が亡くなり、 父が営む農業を手伝おうと退社。 父は主にトマトを栽培しているが、 孝幸さんは地元に栽培農家がいないイチゴに挑戦しようと、 20アールのハウス畑に約3000本の苗を植え付けることから始め、 今年で2年目を迎える。
「とちおとめ」 と 「紅ほっぺ」 の2品種を、 高設栽培システムと土耕栽培で育てており、 両親や先輩の指導を受けながら、 最適に管理する技術を身につけ取り組んでいる。
特に甘さの秘訣となる土作りと苗作りに時間を費やしている。
昨年は初めて収穫したイチゴを市場やはたけんぼに出荷、 今年はさらに母畑街道の直売所でも販売を展開する。 「1人でも多くの人においしいと喜んでほしい」 と、 2万本栽培を目標に掲げている。
趣味は釣り。 兄弟、 家族で温泉に行くのも楽しみの一つと話す。