介護予防「ウルトラ週いっ会」の活動を

元気に体を動かす地域住民たち

 須賀川市内で住民主体の介護予防活動「ウルトラ週いっ会」は各地区で次々と立ち上がり、現在は29地区で毎週1回、住民らが体操などを楽しんでいる。市は立ち上げ相談、支援を随時行い、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを望む市民の力になっている。
 ウルトラ週いっ会は各地域の住民が集会所や公民館などに集まり、市オリジナルの「ウルトラ長寿体操」を週1回以上継続して取り組む住民主体の「通いの場」の活動。
 新型コロナ禍で一時的に活動を休止するところもあったが、自宅で過ごす時間が増え、運動不足の傾向が強まった影響か、立ち上げを検討する地区も増えてきている。
 このうち稲田地区では2日、公民館に約10人が集い、初めての「ウルトラ長寿体操」に挑戦した。
 発起人の佐藤澄子さん(72)は公民館の長寿学級「金曜会」で初めて体験したウルトラ長寿体操が運動不足に効果的と感じ、自宅でも毎日続けようと考えたという。「でも一人だとどうしても長続きしませんでした。ほかの地区ではみんなで集まる『ウルトラ週いっ会』に取り組んでいると聞き、友だちと相談して稲田でも立ち上げることにしました。こうして集まることができて幸せです」と活動に期待を寄せる。
 初回は市職員が「ウルトラ長寿体操」のDVD操作法やコツなどアドバイスしたほか、新型コロナ対策として手指消毒用のアルコールなどを配った。
 そのほか運動のポイントを記載し参加記録が記入できる「通いの場参加手帳」、参加前の健康状態の確認に活用できるセルフチェックリストなどを配布した。
 換気をして参加者同士十分に距離をとり、イスに座ったままの全身運動や片足立ち、安全なスクワットなどに挑戦し楽しく運動した。
 稲田では今後も毎週水曜日に公民館で活動を続けていく。「一日でも長く続けていければ」と佐藤さんは話す。
 そのほかの地区でも体験会などを実施する動きが広がってきており、住民主体の活動は今後さらに充実しそうだ。
 なお市では「ウルトラ長寿体操」の新しい展開として「口腔編」を南東北春日リハビリテーション病院言語聴覚士の協力で考案し、活用を促している。詳細は市ホームページやユーチューブの市公式チャンネルに掲載している。
 立ち上げ支援やウルトラ長寿体操の問い合わせは長寿福祉課(℡88―8116)まで。