松明あかしの伝統文化継承を報告

「来年こそは」とあいさつする橋本市長

 須賀川の晩秋を彩る400余年の歴史を持つ伝統行事「松明あかし」は11月13日、翠ケ丘公園五老山山頂で松明1本を燃やして無観客で実施した。新型コロナ感染拡大防止のため会場周辺は無観客を徹底し、無事大きな混乱もなく伝統文化が継承された。
 今年の松明あかし結果報告などを受ける実行委員会は4日、関係者ら約30人が出席して市役所で開かれ、橋本克也市長は「来年は市民との協働により一層松明あかしを盛り上げてまいりたい」と述べた。
 今年は新型コロナ感染拡大防止のため、伝統行事の継承を主眼とし、前夜祭にあたる八幡山衍義も地元町内会役員のみ出席して、岩瀬八幡神社でしめやかに慰霊祭を行った。
 唯一点火した松明は9月から松明をもりたてる会(佐藤貴紀会長)が市ふれあいセンターで製作し、例年製作・点火に参加してきた15団体は当日山頂に法被を展示して「来年こそ」の思いを掲げた。
 会場周辺の入山規制は当日午後2時から行われ、二階堂神社で御神火奉受式、午後6時46分に松明点火した。
 tetteでんぜんホールで過去の松明あかしの記録映像「魂の炎」を放映し、今年の松明製作から当日の様子は今月中に市公式Youtubeとfacebook、市ホーム―ページで映像を公開する。
 実行委員会で橋本市長は「今年は新型コロナ感染拡大防止のため、400余年の伝統を受け継いでいくため入場規制など行ったが、大きな混乱もなく無事に終了できた。来年こその思いを市民との協働でさらに松明あかしを盛り上げていきたい」とあいさつし、実施結果や反省事項など報告を受けた。
 来年の松明あかしは11月13日を予定している。