高卒者就職戦線の内定率は68・3%

 須賀川公共職業安定所は管内の来春新規学校卒業者の10月末現在職業紹介状況を3日までにまとめた。高校卒業者の就職内定率は68・3%で同所担当者によると例年並みで推移しており、年内には約8割に達するものとみられる。

 今年は新型コロナの影響で選考開始を10月16日と例年に比べ1カ月遅らせた。昨年の選考開始(9月16日)から9月末までの内定率と比較すると1・4ポイント減少した。
 同所管内の高校卒業予定者1324人(男739人、女585人)のうち、就職希望者は398人(男257人、女141人)。昨年と比較すると希望者は68人減(男31人減、女37人減)と減少がみられ、新型コロナの影響などにより就職より進学を選ぶ生徒が増えている。
 今年の県内就職希望者は85・9%(前年9月末比3・3%増)で、昨年より県内希望者が増加した。
 求人数は前年9月末比102人減の600人だが、求人倍率は1・51倍(同増減なし)で、3年連続で同程度の倍率を維持している。
 10月16日の選考開始から10月末現在、就職希望者のうち272人(男190人、女82人)が内定している。内定者の県内留保率は83・8%(同4・4%増)となっている。
 未内定者数は前年9月末比10・6ポイント減の126人(男67人、女59人)で、就職希望先は県内が114人、県外が12人。
 福島労働局管内の求職者数は前年9月末比520人減の4077人。内訳は県内が3179人、県外が898人。県内比率は78・0%。内定率は67・3%で高い水準となっている。
 同所では学校と連携しながら就職を希望する高校生と企業のマッチングを図るほか、求人を募集しても応募がない企業への支援として、学校に案内を送付するなど対応を進める。