福島空港で9日にドローン想定の初訓練

 福島空港事務所は9日午後2時から無人航空機(ドローン)発見時の初動体制確立などを目的とした初めての訓練を空港保安委員会約20機関と連携して実施し、現代に想定される新しいタイプの事案に備える。
 空港事務所のほか須賀川署、須賀川地方広域消防本部、空港ビルなど約20機関から約70人が参加する。
 近年様々な場面でドローンが使用される機会が多くなり、一般的な認知度も高まる中、悪意のない使用による迷惑行為や意図的な悪用なども懸念され、対策が求められている。
 今回の訓練は空港周辺でドローンを発見した際の初動体制確立と関係機関情報周知等で航空機の安全確保と空港運用の影響を最小限とすることを目的に初めて実施する。
 合わせて例年実施している空港制限区域への不法侵入事案発生時の対策訓練も行い、保安体制の強化を図る。
 訓練は駐機しようとした外国チャーター機の妨害を目的にドローンを飛ばそうとする不審人物を空港消防警備隊が発見した状況を想定する。
 ドローンを実際に飛行させ、悪意のない操縦者への対応、悪意のある不審者への対応の2パターンを行い、ドローンの飛行中止、確保を目指す。
 また不審者が制限区域内に不法侵入したとして、侵入者の検索・追跡、制圧・捕捉する。
 訓練終了後は反省会を開き、時代に即した様々な状況にも対応できるよう、空港の保安体制のさらなる充実を目指す。