市老ク連三役研修会で市長講話

橋本市長の講話を聞く出席者

 須賀川市老人クラブ連合会(大野篤会長)の三役研修会は30日、各単位クラブ会長と役員ら約50人が出席して市民温泉大会議室で開かれた。講演会の講師に橋本克也市長を迎え、「市政と老人クラブの役割」をテーマに講話を聴いた。
 市老ク連の三役研修会は、これまで小旅行などを通して各地の文化を学んだり、参加者相互の交流を深めてきたが、今年は新型コロナ禍により対外的な活動を自粛して講演会を企画した。
 大野会長は「(新型コロナで)厳しい現状だが、老ク連として市にどのような形で協力が出来るかを今日は考える機会にしたい」と述べ、今年8月で県老ク連会長を勇退し市老ク連顧問を務める金子定雄さんもあいさつした。
 橋本市長は、新型コロナ禍で様々な影響が出ているが、次に備える力を蓄えていくことがこれから求められていると話し、地域や家庭の伝統を次に受け継ぐために老人クラブの存在は欠かすことが出来ないと訴えた。
 市の高齢化率(65歳以上の割合)は平成27年度で25%程度、以降は年約1%ずつ増え、現在は28・3%だが、5年後には3人に1人が高齢者となる見込みである。
 市の高齢化率は県内でも5番目くらいに低い状況で、特徴的なのは要介護率が19%程度と低く抑え続けられている。
 これは市のウルトラ長寿体操や通いの場づくりなどの高齢者の生きがいと仲間づくり活動に老人クラブが理解を示し、非常に協力的であることが大きく貢献しているとも考えられる。
 高齢者が介護を受けず、いつまでも元気で住み慣れた地域で生活し続けていてくれることが大きな市政への貢献でもあり、今年は新型コロナ禍で様々なイベントが中止となる中で、行事や地域の伝統を老人クラブ会員らがしっかりと守り受け継ぐための活動をし続けることもこれから求められると説明した。
 また新型コロナ感染拡大防止のため、新しい生活様式の中で市が提唱する「徹底しよう4つの場面」、「すかがわ会食時のエチケット7箇条」を紹介し、「みんなで感染しない、感染させない」を徹底してほしいと求めた。
 最後に当面の活動計画を説明し、今月3日に第16回市高齢者カラオケ大会、21日に友愛訪問(慰問品の配布)、来年1月21日に新年会、26日に新春囲碁・将棋大会を予定している。