企業説明会は密を避け「リモート方式」へ

コロナ禍での企業説明会実施方法を検討した委員会

 今年2月に実施し参加者から好評を得た「高校卒業予定者を対象とした地元企業説明会」は、新型コロナ感染拡大防止のため、会場に高校生と企業を集めて行う従来のスタイルではなく、企業のPRDVDを各校に配布して説明に替える「リモート方式」に変更する。12日に商工会館で開いた第2回実行委員会で決定した。
 同説明会は少子高齢化と人口減少が深刻な影響を地方経済に及ぼしている現状において、優れた人材の確保と育成は喫緊の課題であることから、市、商工会議所、企業、高校の4者が連携を図り、地元企業の魅力と活力を知ってもらうマッチングの機会を設けた。
 初めての説明会には須賀川・岩瀬・石川地方の39社と地元7高校から約370人が参加し、事後アンケートで生徒の概ね95%が「役立った」との返答を得た。
 10月の第1回実行委員会は新型コロナの現状を鑑み、今後も実施していく方向で可能性を考えて行きたいとの結論を出し、実施の可否も含めて第2回実行委員会で意見を交換した。
 出席委員らからは開催時期や方法について、様々な意見が出されたが、全国的に第3波とも言われる新型コロナの感染拡大状況を鑑み、多くの高校生や企業担当者が一堂に会する説明会は実施せず、参加企業がPR映像をDVDなどに収録して、各高校に提供して希望生徒に見てもらうリモート方式を採用した。
 各高校に配布するDVDは今年度中に製作を完了し、生徒たちから各企業への質問は学校ごとに取りまとめて、商工会議所を通してやり取りする。
 高校生と企業との質疑応答を密にできるよう配慮し、リモートでの説明会後に夏の企業訪問開始へスムーズに連動できるよう活動を進める。