図書館の来年年度事業計画を確認

来年度の目標や事業計画を確認した協議会

 須賀川市図書館協議会は11日、tetteで開かれ、令和3年度図書館事業方針と事業計画を協議した。来年度は利用者ニーズの変化に柔軟に対応しながら図書館サービスを維持・発展させることが出来るよう、今年3月に策定した市読書活動推進計画に基づき事業展開を図る。
 市民を取り巻く図書館環境はtette内に中央図書館が開設して以来、従来からの図書館エリアや蔵書数の大幅増やICT整備などにより大きく様変わりした。
 開設から3年目を迎える来年度は「各機能が連携・融合する」「居心地の良い滞在型」「わくわくするような魅力がある」「利用者に役立つ」の4つの施設像をあるべき理想の姿として目標に取り組む。
 またコロナ禍でも安全を担保しつつ、市民が知りたがるであろう興味・関心を一歩先読みし、感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指すとともに、各種メディアを通じた情報発信にも努め、図書館利用者の掘り起こしとさらなるサービス展開を図る。
 来年度の中央図書館は、今年度から始めた来館が困難な高齢者らを対象とした「本の宅配サービス」、公民館図書コーナー蔵書拡充、音楽と読書を組み合わせた「ライブラリー×ミュージック」などを拡充・継続し、利用状況を印字する「読書の記録」配布・販売、春と秋のリサイクル広場、地域や学校で読書推進のリーダーとなる児童を育てる「子ども司書講座」、絵本の原画を展示する「絵画原画展」、読書の魅力を幅広い年代に発信する「ビブリオバトル」など取り組む。
 読み聞かせボランティア団体と連携した子どもや大人向けの読み聞かせ会、tetteシネマやライブラリーシアター、図書館歳時記・展示なども継続する。
 長沼図書館は4月の「図書館こどもまつり」で親子工作体験やスペシャルおはなし会、春・秋の本のリサイクル広場、夏にぴったりの「こわいおはなし会&きもだめし会」、秋の読書週間に合わせ読書感想画展や「秋の図書館まつり」を行う。
 通年事業として、利用者を表彰する読書コンクールや親子ふれあいブックスタート事業、長沼地域の学校施設におすすめの本リストを配布して読書週間の定着を推進する。
 岩瀬図書館は春の「図書館こどもまつり」と秋の「読書週間」に合わせて、おすすめの本展示、本と絵本のお楽しみ袋、手づくりの本教室を行う。
 幅広い年代が本に親しむきっかけづくりのため、「親子ふれあいブックスタート」、「おはなしのつどい」、「出前読み聞かせ」なども予定している。
 図書館協議会で橋本克也市長は「Library of the Year2020優秀賞」など各賞受賞を報告し、「中央図書館が風流のはじめ館や特撮アーカイブセンターなどと連携を図り、市内外への情報発信と滞在型・体験型施設づくりにさらに力を入れてまいりたい」と述べ、委員らに理解と協力を求めた。