tetteが新たな全国表彰

日経BP「賑わいづくり賞」を受けた橋本市長

 まもなく開館以来の来館者数が100万人を達成する須賀川市初の本格的な複合公共施設tetteは、日経BP総合研究所主催「まちのチカラを引き出したPPPアワード2020」の賑わいづくり賞を受賞し、表彰式が9日、tetteで行われた。
 「まちのチカラを引き出したPPPアワード」は、公民連携事業の質的向上を図るほか、中小規模の地方自治体におけるPPP(公民連携)導入検討、民間事業者の参入を促すことを目的に、人口20万人未満の自治体の「健康・福祉」、「にぎわいづくり」、「SDGs」の3つのテーマに関する事業について、全国の先進的な取り組みを表彰している。
 tetteは各階の施設に関連した図書を配架するなど中央図書館を核とし、各施設が緩やかにつながる開かれた空間を創出し、多機能施設のメリットを最大限に生かした機能連携を図っている。
 設計段階から行政と設計事務所、図書館コンサルタント、アートディレクターをはじめ、市民によるワークショップも35回実施し、中学生から高齢者まで延べ700人以上の市民の意見を施設建設に盛り込んだ。
 オープン後もアドバイザー制度を設けるなど、より来館者が利用しやすい仕組み構築を図っている点も高く評価された。
 tetteは当初年間来館者30万人を目標としていたが、開館1年で来館者は66万人を超え、今年は新型コロナ感染拡大防止のため約1カ月半の休館を余儀なくされたほか、各種イベントも中止や延期が相次いだが、年内には来館100万人を達成する勢いをみせている。
 表彰式はtetteで行われ、日経BP総合計画所の高橋博樹戦略企画部長と黒田隆明新公民連携最前線編集長が出席し、橋本克也市長に「賑わいづくり賞」を授与した。
 tetteはこれまで、「Library of the Year2020優秀賞」、「グッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)」、「JIA優秀建築賞」、「東宝建築賞」など数々の賞を受賞し、新型コロナ禍前は県内外から200団体400人を超える視察を受け入れている。