渡邉さん「現代の名工」に

 ものづくりで国内最高水準の技術を持つ匠をたたえる今年度の「現代の名工」に、平半染工の5代目で須賀川商工会議所会頭の渡邉達雄さん(77)=南町=が選ばれた。県内の受賞は5人で、厚生労働省が6日発表した。表彰式は9日に東京で行われる。
 渡邉さんは須賀川市出身。160年以上の歴史を誇る平半染工の5代目として、織物に文字や家紋などを染める印染の技を磨いた。
 全国の若手職人らと研究を重ね、染料の配合で多彩な色調を表す「反応染色方法」を確立し、業界発展に大きく貢献した。
 次代を担う職人の育成など後進の育成にも取り組んできたことも高く評価された。