福島空港ハイジャック対応訓練

緊急事案の対策を話し合う参加者たち

 福島空港事務所の航空機不法奪取事件(ハイジャック事件)対応訓練は4日、国内でハイジャックされた航空機が同空港に着陸することを想定した訓練を空港保安委員会構成機関で実施し、迅速な連絡や連携などの実践で保安体制を強化した。
 年に一度実施している訓練で、空港関係機関との連絡体制及び事件発生時の処理体制を確立し、迅速かつ適切に対処できるよう空港関連機関、企業、県警本部、須賀川署、石川署など17機関約50人が参加した。
 訓練は福岡空港発仙台空港行きの国内便が離陸後、上空で銃器と爆発物を持った男にハイジャックされたとの通報を受電して開始した。
 空港事務所内で管理職の指示の下、職員らは速やかに警察など関係機関に連絡をとった。
 その後、ハイジャック機が福島空港に緊急着陸するとの通報を受け、再度関係機関と連絡を取り合い、担当者が空港ビル内に対策本部を設置し、図上で情報を共有し、指示の進捗などを確認した。また負傷者や乗客家族らの待機室を設けるなど様々な事態を想定した対応を話し合った。
 ハイジャック機が空港に着陸した所で今回の訓練を終えた。
 訓練終了後は反省会を開き、保安体制のさらなる強化へ意見を交わした。
 新型コロナの影響で一時的に国際チャーター便は休止しているが、東京オリンピックを控え、アフターコロナに国際便の再活性化も予想される中、今回の訓練を契機に一層の連携強化を目指す。