定額給付金のニセメールに注意を

「特別定額給付金」をかたるメール

 総務省は新型コロナに係る「特別定額給付金の給付をかたったメール」に対する注意喚起をホームページなどで呼びかけている。特別定額給付金の交付はすでに全国的に受け付けを締め切っており、2回目の交付を望む声は全国的に高まっているが交付するかどうかも含めて何一つ決定していない。
 問題となっているメールは15日早朝頃から総務省をかたるアドレス(info@soumu.go.jp)から「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」といった内容と、ニセの特設サイトに誘導するリンクが含まれたメールが送信されている。
 阿武隈時報社あてにも今月20日午前3時半ごろ、該当メールが送信されていた。
 中華圏からのメールを思わせる表現が一部あり、タイトルは「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました(令和2年10月14日)、以下の準備が必要になります」。給付対象者や基準日(9月27日)、実施主体など1回目の給付金交付と似通った内容が確認できた。
 ただし、申請には免許・保険証・パスポートなどの本人確認書類を「アップロード」し、申請完了後は指定の「銀行カード/口座」に振り込まれるなど、個人情報詐取をにおわせる内容となっている。
総務省は「当該メール及びサイトは、総務省も含め、行政機関によるものではなく、情報の詐取などを目的としたものと思われますので、決してリンクにアクセスせず削除してください」と呼びかけており、特別定額給付金について政府からメールなどで知らせることはないともしている。
 なお二回目の特別定額給付金については新型コロナ禍における経済打撃が深刻なため交付を望む声が全国的に高まっているが、20日現在で何も決まっていない。
 自治体を通しての申請受け付けも当然始まっていないため、総務省など行政機関から該当メールが届いたとしても、「オンライン申請」にアクセスすることなく即座に削除する。
 詳しくは総務省公式ホームページ、または総務省自治行政局地域政策課特別定額給付金室(℡03―5253―5111)まで。