なりすましで市内女性60万円被害

 19日午後2時頃、須賀川市内70歳代女性が市役所職員や金融機関を名乗る男にキャッシュカードを騙し取られ、現金約60万円が引き出される被害が発生した。県内でも同様の手口(キャッシュカード詐欺盗)が多数発生しており、須賀川署は「口座番号や暗証番号を聞き出そうとする公共機関、金融機関を名乗る相手は詐欺と判断し、応対をせずに家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。
 同署によると女性宅に同日午後0時半頃、市役所職員を名乗る男から「還付金がある。15日の締め切りを過ぎても連絡がなかったので連絡した。手続きはこちらでするから、この電話の後に銀行から連絡がある」と電話があった。
 直後、金融機関を名乗る男から「これから職員が自宅に伺う」などと電話があり、午後2時頃に金融機関職員になりすました男が女性宅を訪れた。男は女性のキャッシュカード2枚をすり替え、翌日までに約60万円を引き落とした。
 女性が家族に相談し、同署に通報して事件が認知された。
 同様の手口の特徴として、被害者が考えたり相談したりする時間を与えず、次々に電話や訪問などで巧妙にキャッシュカードを騙し取ることが多い。
 疑わしい相手に対しては、口車に乗らず、対応を中断して家族や警察への相談が有効である。
 また自宅の電話を常時留守番電話に設定する対策も有効とされている。