福島空港で航空機事故の対応訓練

乗員・乗客を救助する参加者たち

 福島空港消火救難総合訓練は18日、空港エプロンなどで行われ、エンジントラブルで旅客機が不時着したと想定し、乗員・乗客の救助、消火活動など迅速で適切な連携体制を強化した。
 航空機事故等の緊急事態発生時における消火、救難等の一連の応急対策を迅速かつ確実に実施できるよう体制確立を図ることを目的に2年に1度行っている。
 県医師会や県警本部、須賀川地方広域消防本部、近隣自治体の消防団など、県、空港関係機関等29機関195人が参加した。
 訓練は航空機ボーイング737がエンジントラブルを起こし、緊急着陸すると空港事務所に通報が入り、消防・警察等への通報と空港に参集しての情報共有、対策本部設置など行った。
 搭乗橋を機体に見立て、そこに待機していた乗員・乗客計14人を避難誘導し、負傷者は重傷、中等傷など振り分けるトリアージを行い、状態に合わせて別のテントに運んだ。テント内では応急処置と搬送活動を確認した。
 避難後、エンジンから火が出たとの想定で、空港化学消防車と広域化学消防車の放水訓練を実施した。参加者らは緊張感のある速やかな連携をみせていた。
 なお新型コロナウイルス対策として、事故対策現地本部を屋外に設置したほか、マスク着用や手指の消毒など万全の体制をとった。