OB円谷選手の活躍伝える講演会

安藤さんにお礼を伝える味戸さん

 須賀川高同窓会(小栗山茂会長)は16日、須賀川一小(永瀬功一校長)の5・6年生を対象にした講演会を開き、同校OBで須賀川の偉人・円谷幸吉選手の活躍をわかりやすく伝えた。
 新型コロナウイルスの影響で東京2020オリンピックが延期となり、円谷メモリアルマラソン大会も中止となる中、一方で今年生誕80年を迎えた円谷選手の偉業を若い世代に伝え続けていくために企画した。
 講師に同窓会員で評伝「すかがわ人」などを執筆した安藤清美さんを迎え、小学5・6年計160人に臨場感たっぷりの語り口で円谷選手の半生を話した。
 56年前の東京オリンピックマラソン競技で円谷選手が銅メダルを手にしたレースの再現実況から始まり、父から厳しくしつけられた幼少期、長距離走に没頭した青年期、そして多くの出会いによって成長し、日本中の期待を背負って臨んだオリンピック出場までを朗々と伝えたほか、メモリアルマラソンやメモリアルホールなど、その活躍を後世に伝える市民の尊敬の思いなども紹介した。
 児童らは熱心にメモを取り、円谷選手の走る姿を思い浮かべていた。
 代表児童の味戸心美さん(6年)は「運動が得意でなかった円谷選手がお兄さんと練習し、走ることが得意になってすごいと思った。きっと走るときは感謝の気持ちでいたと思う。絶対にあきらめない円谷選手を見習い、後輩として誇りにしていきたい」とお礼の言葉を伝えた。