tette2つの全国賞を受賞

 須賀川市民文化活動拠点として90万人を超える来館者を誇る、tetteはこのほど「Library of the Year2020優秀賞」と「まちのチカラを引き出したPPPアワード2020賑わいづくり賞」を受賞した。
 「Library of the Year」はこれからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞で、図書館関係者の中では権威ある賞。
 tetteは中央図書館を核とした市公共機関初の本格的な複合施設で、各施設が緩やかにつながる開かれた空間を創出し、交流スペースなどの各機能エリアにも図書を配架する全館配架や市民活動に合わせたテーマ配架に挑戦するとともに、多機能施設のメリットを生かした機能連携を図った事業を展開するなど、市民交流拠点として滞在型・交流型図書館づくりを推進していることなどが高く評価された。
 「まちのチカラを引き出したPPPアワード」は日経BP総合研究所主催の賞で、公民連携事業の質的向上を図るほか、中小規模の地方自治体におけるPPP(公民連携)導入検討、民間事業者の参入を促すことを目的に、人口20万人未満の自治体における「健康・福祉」、「賑わいづくり」、「SDGs」の3つのテーマに関する公民連携の事業についてそれぞれの先進的な取り組みを表彰するもの。
 tetteは設計段階において行政と設計事務所、図書館コンサルタント、アートディレクターといった民間が一緒に先進地を視察するなどチームとして取り組んできたこと、導入機能や活用方法などに関する市民ワークショップを35回行い、中学生から高齢者まで延べ700人以上の市民が参加し意見を取り入れるとともにオープン後もアドバイザー生徒を設けるなどの仕組みを構築している点が高く評価された。
 tetteはこのほかにもグッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)、JIA優秀建築賞、東北建築賞など数々の賞を受賞し、県内外から200団体約4000人を超える視察が相次いでいる(現在は新型コロナ感染拡大防止のため受け入れ一次休止中)。