11月23日に「県南地方の狛犬」シンポジウム

昭和天皇ご来園石碑そばの牡丹園の狛犬

 須賀川牡丹園保勝会(柳沼直三理事長)と県南地方狛犬ネットワーク主催の「県南地方の狛犬」シンポジウムは、11月23日午後1時から市産業会館で開く。定員80人で11月13日から牡丹会館で参加を募集する。 
 狛犬は神社などの入り口に奉納・設置された空想上の神獣を彫った石像のことで、愛らしい姿が近年全国的なファンを生み出し注目を集める。
 中でも明治期に活躍した、浅川町の石像彫刻師小松寅吉は奥州一の石工や東北のミケランジェロとも呼ばれ、須賀川牡丹園内にも寅吉作の狛犬一対、アメノウズメと長鳴鳥の像が現存し、県外からも牡丹とともに石像を一目見ようとファンが足を運んでいる。
 園内の狛犬はフジ棚そばに設置された昭和天皇・皇后両陛下ご来園を記念した石碑の両脇にあり、愛らしい阿・吽の一対が人気。
 今回は寅吉の師匠の小松利平、弟子の小林和平にもスポットを当て、県南地方に多く現存する3人の作品について紹介していく。
 シンポジウムは2部構成で、はじめに記録映画「狛犬の棲む里」(2012年制作)を上映し、後半はパネルディスカッションを行う。パネラーは県南地方狛犬ネットワーク会員の菊地司和さんと永沼善恵さん、白河市社会教育指導員の七田高志さんがパネラーを務める。
 また11月13日から26日まで、牡丹会館内多目的ホールで「狛犬写真展」を開く。
 シンポジウムに関する申し込み・問い合わせは牡丹園保勝会(℡73―2422)まで。