8月までのなりすまし詐欺は2件

 須賀川署は8月までのなりすまし詐欺被害状況をまとめた。被害は2件650万円で、役所や銀行職員、須賀川署員などを名乗る予兆電話も多数認知されており、被害防止に協力を呼びかけている。
 管内で確認された被害は、不審な電話があった後、銀行職員を名乗る犯人が自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取るキャッシュカード詐欺盗が1件330万円、ギャンブルの必勝法があるなどと持ちかけるギャンブル詐欺が1件320万円の被害が出ている。
 管内の昨年同期と比較すると2件減510万円増で、1件あたりの被害額が大きくなっている。
 同署によると、キャッシュカード詐欺盗を狙ったものが県内で多発しており、特に不審電話の直後や最中に犯人が自宅を訪れるなど、被害者に疑う時間を与えない犯行が増えている。
 銀行職員や警察官、役所職員が一時的にもキャッシュカードを預かって封筒に入れるなどということはありえず、暗証番号を尋ねることもないため、同様のケースの場合は詐欺を疑い、すぐに通報することを呼びかけている。
 県内全体では85件1億3783万円の被害が発生し、昨年同期に比較すると特にキャッシュカード詐欺盗が37件5573万円(前年同期比16件2918万円増)と増えている。
 全県下で展開するなりすまし詐欺防止の「留守電・出ん無視!プロジェクト」は、自宅の電話を常に留守番電話に設定することで、録音を嫌う犯人を撃退し、不審電話に気づきやすくなると推奨している。