3日から須賀川市立博物館テーマ展スタート

テーマ展のポスター

 須賀川市立博物館のテーマ展「古文書からみた須賀川市域の江戸時代・村の暮らし」は10月3日から11月15日まで開かれる。
 同館と東北大東北アジア研究センター上廣歴史資料研究学研究部門の主催。
 同館はこれまで博物館友の会会員の協力で作成した古文書の目録と原本を保管し、利用者から申請を受けて閲覧に応じてきた。
 平成31年から同大の協力を得て、保管する近世古文書群の全ページを撮影し、目録を整理し直すことで、原本の保全と活用の両立・促進を目指す再整理を進めている。
 テーマ展では再整理で撮影した古文書の画像や原本の展示のほか、わかりやすい解説を並べる。江戸時代の人々の暮らしと地域の歩みを知ることで、現代や未来を考える一助となることを目指す。
 主な展示資料は江戸時代の中期から後期に遺された旧滑川村庄屋の桑名家文書、旧松塚村名主の小針家文書など。
 庄屋や名主、村役人が百姓の生活を守り、領主との交渉を通して村落の運営に努めていた様子、年貢や耕作、災害や祭りなどを古文書からひも解く。また当時の地図なども展示し、想像を広げる。
 会期中の催しとして、ギャラリートークは10月11日午前11時から、東北大同研究部門助教の野本禎司さんを講師に迎え展示資料を解説する。事前申し込みは不要で、観覧料のみで参加できる。
 観覧料は大人200円、大学・高校生100円、中学生以下、65歳以上、障がい者は無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。会期中の休館日は毎週月曜日と11月4日。
 11月3日の「文化の日」と14日の「松明あかしの日」は観覧無料となる。
 問い合わせは博物館(℡75ー3239)まで。