新稲田公民館は10月26日から供用開始

10月26日から供用開始する新公民館

 新しい稲田公民館は稲田地域体育館の南側に建設され、10月26日午前8時15分からオープニングセレモニーを行い、同日から供用開始する。防災機能を備えた新公民館の完成により、小・中学校・体育館を含めた拠点が1カ所に集約された市のモデル的地域として新たな一歩を踏み出す。
 新公民館は地域のさらなる振興を図るため、地域体育館と稲田学園中学校舎に隣接する地点に、木造平屋建て、延べ床面積496・80平方㍍で建設した。
 住民参加のワークショップなどで地域の要望を聞き取り、基本・実施設計は宮古建築設計事務所、建築主体工事は渡辺建設が請け負った。
 開放的なホールの右手奥には畳コーナーを設け、図書などを配置する。
 畳コーナー脇の廊下を進むと12畳の和室、3台の調理台を持つ調理実習室が右側に配置されている。左側には会議室(約73平方㍍)と研修室(約55平方㍍)があり、2室はパーティションで区切られ、はずすと広さ約128平方㍍、約80人を収容できる。
 バリアフリーにも配慮し、段差はほとんどなく、一部壁面はマグネットで掲示物を配置できるようになっている。
 体育館西側に造成中の駐車場には備蓄倉庫を設置し、非常用の備品を保管する。敷地内に40㌧の水を蓄える非常用貯水槽も設置し、災害拠点としての充実を図る。
 備蓄倉庫、貯水槽、駐車場は今年度中に完成する予定だが、供用開始当初から駐車場の一部は利用できる。
 オープニングセレモニーは橋本克也市長、安藤基寛副市長、五十嵐伸市議会議長、深谷政憲市議が出席し、来賓に地元区長、副区長、稲田学園関係者ら約20人を迎える。
 橋本市長のあいさつ、来賓祝辞、施設概要の説明のほか、テープカットのみ行い、新型コロナ感染を防ぐため式典は最小限にする。
 式典終了後の午前8時半から供用を開始し、午後には職員が来館者に施設を案内する小規模の見学会も予定している。
 また新型コロナの影響で中止となった稲田地域の文化祭に代わり、住民らが寄せる絵画や書画、手芸作品などの展示を今冬に行う。
 なお新公民館への引っ越し作業は現在も通常業務に影響のない範囲で行っており、移行による休館はない。
 旧公民館は今年度中に取り壊し工事に着工する予定。