浸水区域内などに戸別受信機1000台

設置が始まった戸別受信機

 須賀川市は今月から市内の浸水想定区域や土砂災害危険区域などを対象に、希望世帯へ順次防災無線戸別受信機の無償貸与を行う。今年度中に希望のあった約1000台を設置するとともに、釈迦堂川沿いの防災無線の広報力強化(増設含む)も計画している。
 昨年10月の台風19号水害は市内における史上最大規模の水害被害となり、防災行政無線による市広報が聞こえにくい箇所が多く、洪水・土砂災害ハザードマップ改訂に合わせて、対象約2500世帯から希望を募り、約1000世帯に家の中にいても防災行政無線の広報がクリアに聞こえるようになる戸別受信機の無償貸与を行う。
 設置作業は町内会・行政区ごとに順次行い、業者が各世帯を訪問して実施する。
 市は2月から浸水想定区域や土砂災害危険区域などの町内会・行政区で戸別受信機設置に向けた説明会を順次開いており、設置を希望する世帯には市が無償で貸与する。
 戸別受信機は浸水域内の公民館や集会所などに設置されているものと同タイプで大きさは約20㌢四方で、日常生活において邪魔になるようなことはないサイズとなる。
 なお浸水想定区域や土砂災害危険区域内世帯で、戸別受信機設置未申請世帯の問い合わせや申し込みは市市民安全課(℡88―9185)で随時受け付けている。
 市は現段階において区域外への戸別受信機設置は考えておらず、ウルトラFMやエリアメールなどで危険情報を随時発信する考えである。
 なお7月に改訂・全戸配布した洪水・土砂災害ハザードマップでは、従来の水害避難所のうち須賀川アリーナ(10月10日再オープン予定)など浸水被害にあった場所は除き、あおばふれあい館と岩瀬公民館(市民サービスセンター)が新たに加わり、21カ所を掲載した。
 そのほか避難経路や停電・水害に遭遇した場合にとるべき行動アドバイスなども掲載しており、台風シーズンを前に家族で事前確認してほしいと呼びかけている。