GGAP18品目で単独日本一目指す

Webを通じてGAPの取り組みを発表する並木さんと宗形さん

 岩瀬農業(髙橋豊治校長)は15日、全国のGAP取得農業高校が一堂に会するWeb会議「農業高校におけるGAPの実践と認証取得への挑戦」に参加し、今年10月の審査会で既存11品目のほか新たにエダマメやダイズなど7品目を追加し、計18品目でグローバルGAP(GGAP)取得数単独日本一を目指すなど取り組みを紹介した。
 北海道の岩見沢農業、青森県の五所川原農林が呼びかけ、GAP普及推進機構が協力し、岩瀬農業を含め9校がWeb上に集った。
 生徒らは事前に自校が進める動画を作成し、GAP普及推進機構の公式ホームページ、グローバルGAP協議会公式ユーチューブチャンネルに公開した。
 Web会議は動画で伝えきれなかった内容を中心に取り組みを紹介し、意見を交わした。
 岩瀬農業は動画で、東日本大震災・原発事故後の県内農産物が受けた風評被害を背景に、東京五輪・パラリンピックを契機として福島の食の安全・安心を伝えるため取り組んできたGAP取得や商品開発などを、苦労した点や学んだことなどを交えながら紹介した。
 会議は食品科学科の並木絢蘭さん(3年)、生物生産科の宗形雲母さん(同)が代表して出席し、10月14日から16日に開かれるグローバルGAP審査会で既存11品目の継続審査を受けるほか、エダマメ、ダイズ、ラッカセイ、アズキ、トマト、ブドウ、ルッコラの7品目の追加認証で、単独日本一を目指すと述べた。
 またGAP取得作物の海外展開として、米をターゲットに生物生産科作物専攻班、アグリビジネス科の生徒と、東京五輪・パラリンピックのホストタウンハウスを企画・プロデュースし、同校と産学連携協定を結ぶ八芳園や東京の米穀専門店、郡山市農林部、県農林水産部、ジェトロ(日本貿易振興機構)、県イノベーション・コースト推進機構などと協力して計画を進める。
 生徒らは自校の代表として堂々と取り組みを発表し、他校の成果に関心を寄せるなどして、GAP取得や関連した取り組みへの関心と意欲を高め、将来への希望をさらに強くしていた。