須賀川市の高齢化率は28・1%

子どもたちのまごころを贈った稲田地区

 内閣府などが主唱する「老人の日・老人週間キャンペーン」は15日から21日まで7日間、全国で展開され、すべての高齢者が安心して自立した生活ができる、保健・福祉のまちづくりを進め、ふれあいの輪を広げる。須賀川市は8月31日現在の総人口7万5963人に対し、65歳以上が2万1382人、そのうち後期高齢75歳以上が1万129人、高齢化率(65歳以上の割合)は28・1%となっている。

 市内の100歳以上高齢者は33人(男性1人・女性32人)で、男性の最高齢は100歳、女性の最高齢は107歳。
 市は今年9月16日までに88歳となる昭和6年9月17日から昭和7年9月16日生まれの市内に住所を持つ401人(7月末現在)に敬老祝金1万円を贈呈する。
 また敬老祝品として今月15日現在で75歳以上の高齢者に商品券3000円分、または1日温泉利用券として利用できる共通券を町内会等を通して贈る。
 例年であれば各町内会は集会所などで敬老会を開き、長寿を祝い、健康を願いながら祝い品を渡しているが、今年は新型コロナウイルス感染を防ぐため、多くの町内会は敬老会を見送り、役員や民生委員らが個別訪問などで手渡している。
 一方で新しい生活様式に対応した方法で敬老会を実施したり、別の手段で長寿を祝う動きもある。
 このうち明るいまちづくりの会稲田地区委員会と稲田公民館は「敬老まごころお届け事業」として地域のジュニアボランティアや小学生らが協力し、草木染めのエコバッグと敬老お祝いメッセージを制作した。13日には代表生徒らが岩渕地区の対象5世帯を訪問し、完成したバッグとメッセージを届けた。
 今後は対象の75歳以上高齢者488人に区長や民生委員らが21日の敬老の日頃までに届ける予定。
 市は今後さらなる高齢化が進む中、市民の健康寿命延伸を目指し、オリジナルのウルトラ長寿体操の定着を図っている。体操は各集会所などで行われている「ウルトラ週いっ会」で体験できるほか、ユーチューブに動画を公開している。
 今年度はさらに「口腔編」を作成しており、食べる・飲み込むために必要な筋肉をトレーニングすることで、誤えん性肺炎などを防ぐ。