10月21日に円谷幸吉メモリアル花火

須賀川高の正面玄関前に立つ円谷選手の銅像

 須賀川高の同窓会有志は同校OBの円谷幸吉選手が56年前に銅メダルを手にした10月21日にあわせ、須賀川、長沼、岩瀬、鏡石、天栄の5カ所で同日午後7時から「円谷幸吉メモリアル花火」を打ち上げる。
 郷土の英雄である円谷選手の偉業を後世に伝え、来年に延期した東京オリンピック・パラリンピックの開催を祈念するために企画した。11日に役員らが旭陵会館で話し合い、円谷幸吉メモリアル花火を打ち上げる会(小栗山茂会長)を立ち上げ、実現に向け動き出した。
 円谷選手は昭和33年度に同校を卒業した。56年前の10月21日に東京オリンピック男子マラソン競技で銅メダルを獲得し、国立競技場のメインポールに陸上唯一の日の丸を掲げた。
 同校では円谷選手の偉業をたたえ、「サルビアの道」で帰郷を祝ったほか、死去後も同校正面玄関前に銅像を設置し、同窓会では「第2の円谷」輩出を願い、毎年優れた生徒に「円谷幸吉賞」を贈るなど、活躍を現在まで伝えてきた。
 今年は円谷選手生誕80年にあたり、市内での聖火リレーや東京オリンピック・パラリンピック、円谷メモリアルマラソンなどで盛り上がるはずだったが、新型コロナの影響で各イベントが来年に延期・中止となった。それらに代わる希望の花火を打ち上げ、来年につなげたいと同事業を企画した。
 具体的な打ち上げ場所は人の密集を避けるため非公表となる。
 小栗山会長は「円谷選手の功績をたたえ、来年につなげるためにも力を合わせていきたい」と述べた。
 事業成功に向け、同窓会員らに文書で協力を呼びかけ、300万円を目標に寄付を募る。
 寄付は各地区代表者が取りまとめるほか、久保木畳店東町店でも受け付ける。
 問い合わせは同窓会の久保木徹朗幹事長(℡090―3646―7966)まで。対応時間は午後1時から午後5時まで。