救急車適正利用などの街頭啓発活動

救急車を見学する子どもたち

 救急の日(9月9日)と救急医療週間(6日~12日)に合わせた須賀川消防署の街頭啓発活動は7日、tetteで救急車の適正利用や生活習慣病予防などをチラシで呼びかけ、応急手当の実演で新型コロナウイルスに対応した心肺蘇生法を指導した。
 救急の日と救急医療週間は、救急業務及び救急医療に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識高揚を図ることを目的に昭和57年に定められ、全国で各種事業が展開される。
 須賀川消防署はチラシとトイレットペーパー200セットをtetteの来場者らに配った。
 須賀川地方広域消防組合管内の救急出場件数は毎年5000件を超えている。正しい救急利用を促すため、大人の場合は①顔半分が動きにくい、笑うと口や顔の片方がゆがむ、ろれつが回りにくい、顔色が明らかに悪い②手足のしびれ、突然片方の腕や足に力が入らない③突然の激しい頭痛や高熱、支えなしで立てない④胸や背中に突然の激痛、急な息切れや呼吸困難⑤持続する激しい腹痛、吐血や下血がある⑥意識障害、けいれんが止まらない、食べ物がつまり息が苦しい―などがみられた場合は、ためらわず119番通報を呼びかける。

新型コロナ対応の心肺蘇生法実演を見学する市民たち

 子どもの場合は①唇の色が紫色で呼吸が弱い②激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しく顔色が悪い③手足が硬直している④頭を痛がってけいれんがある⑤激しい下痢やおう吐で水分が取れず食欲がない、ウンチに血が混じった⑤異物を飲み込んだ、全身のじんましんで顔色が悪い、けいれんが止まらない、意識障害がある―など。
 応急手当の実演コーナーでは新型コロナの感染を防ぎながら心肺蘇生法を行うため、まず屋内であれば換気を確認する。自分の手にビニール袋などを装着し、急病者を軽く叩くなどして意識を確認する。少し離れた位置で胸の動きなどから呼吸の状態を観察する。急病者の口にタオルなどを当て、胸骨圧迫をする。人工呼吸はせず、救急車が到着したら引き継ぎ、後で自分の手や顔などをしっかり洗う。
 そのほか会場には救急車の展示コーナーも設け、子どもたちが記念撮影などを楽しんでいた。