ねぷたの伝統を継承し「大凧」製作

3年生が描いたねぷた絵の「大凧」と生徒たち

 長沼中(須藤瑞穂校長)の3年生が描いたねぷた絵の「大凧」3点が完成し、2日からながぬまショッピングパークアスクに2点、3日からtetteに1点展示されている。
 新型コロナウイルス感染の影響で今年度の長沼まつりが中止となる中、これまで受け継がれてきたねぷたの伝統を途切れさせたくないという生徒の思いから、ねぷたの技術を活かした大凧の製作に5月下旬から取り組んできた。
 大凧はタテ4㍍、ヨコ3㍍の大きさで、「南総里見八犬伝」を参考にし、登場人物の伏姫をモチーフに、45人が各班に分かれて作業を進めた。
 デザインは三島木美鈴さん、佐藤美優さん、鈴木陽菜さん、桒名楓さんが担当し、凧に描いた「雲外青天」には、コロナ沈静化を願い、この試練を乗り越えた先には青空が広がっているという思いが込められている。
 三島木さんは「一人ひとりが必死になって大凧作りに参加してくれて本当に感謝しています。みんなの未来を祈る気持ちが大凧には込められています。私たちの思いが天まで届き、また笑いあえる日がくることを願っています」、佐藤さんは「凧のイラストを描くことは最初は不安でしたが、いざ描くと発想が膨らんで楽しかったです。本番の紙に描くときはチームに指示を出すのが大変でしたが、みんなと協力してとても良い凧を作ることができました」と話した。
 ながぬまショッピングパークアスクで5日から開かれる長沼まつり展では、大凧のほか、長沼小、長沼東小の児童らが製作した金魚ねぶたなども展示される。