天栄村はコロナ対策に2億余円追加

記者会見する添田村長

 天栄村の添田勝幸村長は1日、役場正庁で記者会見を開き、8日開会の9月議会提出予定案件について説明した。
 9月議会は8日開会で14日まで7日間の会期予定で開かれる。単行4件、予算15件、決算15件、報告1件の計35件を提案する。
 今年度一般会計予算の補正は2億7601万9000円を追加し、総額55億6616万2000円となる。主に新型コロナウイルス感染症対策予算で、新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、2億2049万3000円を充てる。
 村の新型コロナ対策予算は総事業費3億5586万4000円となる。
 主な事業として学校保健特別対策事業はソーシャルディスタンスを確保しながら移動するためのバス購入やペーパータオル、サーキュレーターなど日頃の予防のための資材等購入に603万円。
 ひとり親世帯臨時給付金拡充は児童手当の給付対象でかつひとり親世帯を対象に、第2子以降の児童1人につき2万円を給付する。予算は36万円で18人が対象となる見込み。
 インフルエンザ予防接種補助拡充は18歳以下、60歳以上、妊婦及び0歳児の子を持つ両親を対象に予防接種費用を全額交付する。予算は706万4000円。
 新型コロナ感染症対策学生生活応援事業は村外在住の大学・短大、専門学校に通う19歳から22歳まで約110人を対象に、1人あたり約5000円分の米や野菜など村特産品を送付する。予算は67万8000円。議会で可決後にすぐに発送準備に入る。
 新型コロナ感染症対策備品購入補助は、村内のあらゆる事業者を対象に、感染防止のため購入した資材や改修工事費用を3分の2、上限10万円まで補助する。今年度内に購入したものであれば遡って申請も可能。予算は1970万円。
 インターネット販売サイト作成は、新型コロナで落ち込む村農産物、特産品等の販売を支援するため、議会終了後1~2カ月を目処に販売サイトを立ち上げる。予算は162万8000円。
 飼料用米の推進は新型コロナの影響で米価の下落が懸念されるため、主食用米から飼料用米への転換支援を10㌃あたり5000円から1万円の支援に拡充する。予算は350万円。
 そのほか「3密」を避けるため防災備蓄倉庫の屋外作業ヤード整備に1293万円。村の各種事業に使用する中型バス購入に2377万6000円。小・中学校など公共施設に網戸の整備や手洗い設備の改修、屋内スポーツ運動場季楽里の空調設備整備等に2377万6000円。村内小・中学校の児童生徒1人1台の端末整備(GIGAスクール構想)に3720万5000円など。
 なお令和元年度村健全化判断比率及び資金不足比率について、「実質公債費比率」は8・6%、「将来負担比率」28・0%でいずれも早期健全化基準を下回っており、資金不足比率も健全な範囲内にあることなどを議会に報告する。