翠ケ丘公園に新温浴施設・カフェを整備へ

整備が進められる翠ケ丘公園憩いの広場

 須賀川市は令和4年4月の供用開始を目指して、市民の憩いの広場である翠ケ丘公園の温浴施設等整備事業が来月からスタートする。対象となるのは芦田塚近くの園内ファミリー・キッズエリア(憩いの広場やわんぱく広場周辺)約3㌶で、市内横山町のあおい(菊地大介社長)が事業を請け負う。
 市はこれまでもカフェイベントなど民間活力を活用した公園への来園者増とにぎわい創出を目指す社会実験を実施してきた。
 市は公募設置管理制度を活用した民間事業者の公募を行い、学識経験者などによる選定委員会を経て、あおいを事業予定者(設置等予定者)に決めた。
 今回の整備事業はファミリー・キッズエリアに新たな温浴施設を整備し、これまでの機能を維持するとともに、カフェなどの飲食施設や屋外から利用できる多目的トイレを設置、公園利用者のさらなる利便性の向上を図る。
 温浴施設やカフェの整備に留まらず、園路や広場の再整備も計画に含まれており、市とあおいとの基本協定締結は来月行われる。
 あおいによる整備計画の設定は年度内に確定・発表されるため、温浴施設の整備箇所などは具体的に明らかになっていない。実質的な工事は来年4月から約1年かけて園内の整備に着手する。供用開始は令和4年4月が見込まれる。
 翠ケ丘公園は日本の都市公園100選の一つに選ばれ、園内の自然林は市の木であるアカマツが主体で、30㌶の園内には憩いの広場やわんぱく広場、北芝生広場、梅林広場、老人憩いの家などがあり、幅広い年代の市民憩いの公園として長年親しまれている。
 今年は11月14日に行われる「松明あかし」(新型コロナ禍で今年は一般観覧不可)の会場となる五老山、戦国時代に須賀川を治めていた二階堂氏の居城があった愛宕山、当時の中学生が揮ごうした万葉の歌碑60基などもあり、緑豊かな総合公園として四季を通して美しい景色が楽しめる。