ハンサム・ウーマン

No.68

よしだ吉田インコさん(43)

帽子作家 鏡石町在住


自分らしさを戦う女性のため

医療用創作帽子に挑戦

  「自分らしくありたい」 と願う人々の夢を個性的な帽子で叶えてきた。 「やっと自分に合う帽子に出会えた」 と言ってくれたのは、 病気の影響で髪を失っった女性だった。 一般的な医療用帽子はシンプルなデザインで頭部を隠すことに力点が置かれる。 しかし女性が望んだのは、 派手で自分らしさを表現できるファッションだった。
 約20年作り続けてきた吉田さんの作品は芸能人にも好まれ、 オーダーメイドも多い。 その中で髪の悩みを抱える人からの依頼も寄せられ、 「彼女たちの鎧であり盾であり、 戦闘服となる帽子を作りたい」 と5年前から考えるようになった。
 医療用創作帽子の取り組みは今年1月、 県の経営革新計画の承認を得た。 後頭部にボリュームをもたせ、 毛糸やウイッグを装着できる 「たれ」 によりオリジナルの個性も表現できる作品を試作し、 帽子のインナーも単独でオシャレに着こなせるあり方を目指す。 「ゆくゆくは通常のラインナップと同じくネット販売していきたい」 と情熱を燃やす。