地域外来9月1日から開設

緑の広場に開設する地域外来

 須賀川市の地域外来(発熱外来)は9月1日から福島病院南向の緑の広場に開設される。発熱などの症状があり、過去14日間に県外移動歴があるなど新型コロナウイルス感染が心配な場合、かかりつけ医に電話などで相談し、必要に応じて同外来でPCR検査などを受けられる。
 須賀川医師会の協力で、市民の感染への不安を緩和するほか、発熱などの症状がある場合に医療機関受診前にウイルス感染の可能性を判別することで、医療機関の負担を軽減し、院内感染や医療崩壊を防ぐ。
 対象は中学生以上の須賀川市、鏡石町、天栄村在住・在勤者でかかりつけ医の紹介があった人。
 市民らは発熱等の症状があり、新型コロナ感染が心配される場合、かかりつけ医や帰国者・接触者相談センターに相談し、必要に応じて同外来を受診する。
 同外来は完全予約制をとり、須賀川医師会の医師1人が交代で対応し、1日あたり4~5人程度を診られるようにする。スタッフはほかに看護師、事務員を1人ずつ配置する。
 受診者同士の感染も防ぐため予約時間は間隔を開け、受診者は基本的に自分の車などで順番を待つことになる。
 建物内は受け付け、診療室のほかPCR検体採取室も設け、担当医師が必要と判断した場合、検査を実施する。
 診療日は月・水・金曜日の午後1時から午後3時まで、年末年始(12月29日~1月3日)は診療しない。
 開設にあたり橋本克也市長はPCR検査の誤った理解により感染を拡大させてしまう懸念があるとして、正しい認識を求めている。
 PCR検査はあくまでも検査時点での感染を確認するもので、検査後に感染する可能性もある。検査結果が陰性でも感染リスクに備えなければならない。
 そのため①「3密」を避け、新しい生活様式を実践する②発熱などの症状があればかかりつけ医、帰国者・接触者相談センターに連絡する③PCR検査実施後も行動に注意する―3点の理解、協力、「感染しない、感染させない」取り組みの継続を呼びかけている。