須賀川アリーナ、暫定的に10月10日全館供用再開

張替え工事が進むメーンアリーナ

 昨年の台風19号被害により休館が続く須賀川アリーナについて、多くの市民からの要望を受け、10月10日から暫定的に全館供用再開することを決めた。市が24日の記者会見で発表した。
 再開するのはメーン・サブアリーナ、トレーニングルーム、円谷幸吉メモリアルホールを含む全館。
 同館は来年3月の供用再開を目指し、工事を行ってきた。現在はメインアリーナの張り替えを進めており、表面の仕上げや清掃などが残されている。暫定的な供用再開は関係機関と協議し、仮設の非常用発電機を屋外に設置することで可能と判断された。
 使用申請は9月10日から10月分を受け付け開始し、以降1カ月後の予約を受け付けていく。大会なども、市が定めるガイドラインに基づき行うことができる。
 同館は昨年10月に日本を直撃した台風19号による釈迦堂川の氾濫で、メーンアリーナの床上まで浸水し、メーンアリーナは床板が反り、床下の非常用電気設備などが故障した。
 市議会3月定例議会の追加議案で可決された災害復旧建築主体工事は1億5840万円で熊谷組東北支店が請け負った。工事内容はメーンアリーナの床の張り替えのほか、断熱材などの整備や館内のタイルカーペット張り替えなど。
 再開にはそのほか非常用電気設備の移設工事が必要となり、着工後10カ月から11カ月はかかるものとみらていた。
 市はこれまで年度内の再開を目指すとし、再開時期の明言を避けてきた。
 再開が早まったことで、メーンアリーナを使った来年1月の成人式や毎年2月頃のスポレクフェスタ開催なども期待される。