開館日正式発表! 風流のはじめ館10月9日、特撮アーカイブ11月3日

10月9日のオープンが決まった 「風流のはじめ館」

 

 須賀川市の橋本克也市長は24日、市役所で記者会見を開き、9月議会提出案件、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、市地域外来(発熱外来)、須賀川アリーナの暫定的な利用再開、「風流のはじめ館」、「特撮アーカイブセンター」の開館日など発表した。はじめ館は10月9日、アーカイブセンターは11月3日に開館し式典を催す。
 「風流のはじめ館」は大町の市芭蕉記念館斜め向かいの旧郷学所跡地に建設され、同記念館の機能を受け継いだ、市を代表する文化である俳句を中心とする和文化の振興と継承を目的に建設された。
 須賀川の俳句文化は松尾芭蕉が「奥の細道」で当地に7泊8日したことからも分かるように、江戸時代から花開き現代まで受け継がれている。
 芭蕉は当地に住む相楽等躬を訪ねてきたとの説もあり、等躬(とうきゅう)になぞらえて「10月9日」にオープンする。
 施設名称も松尾芭蕉が当地で詠んだとされる名句「風流のはじめや奥の田植え唄」から付けられており、「俳句のまち須賀川」の情報発信と地域交流を目的に建設された。
 郷学所にあったキンモクセイをシンボルツリーとして継承し、俳句関連資料の展示や文化活動拠点としての活用が期待される。
 オープン初日は野点や古寺山自奉楽の披露、俳句に関連する記念講演会を予定している。

11月3日にオープンする 「特撮アーカイブセンター」

 「特撮アーカイブセンター」は元岩瀬公民館の建物を改築し、“特撮文化拠点都市構築の要”となる。壁面には巨大シルエット怪獣(縦9㍍、横27㍍)や映画撮影カメラなどをデザインした須賀川ならではの建物が完成した。内部には特撮映画撮影で実際に使用した建物ジオラマや特殊乗り物などを多数収納・展示する。
 須賀川出身で今も特撮の神様として世界的に著名な円谷英二監督が礎を築いた特殊撮影技術や関連する貴重な資料などを収集・保存・修復・調査研究する施設であり、それらを通して市民が特撮文化を継承・推進する目的で11月3日にオープンする。
 市はアーカイブセンター認知度向上作戦第1弾として、掲載写真にも写っている巨大な「シルエット怪獣」のネーミングを募集する。
 市ホームページやチラシなどで広報し、9月14日まで、市内の小中学校や支援学校に通う児童生徒、市内在勤者を対象に名前を募る。第2弾では怪獣の色も公募する予定で、シルエット怪獣は「正義の味方?」、「弱点は?」、「必殺技は?」などの追加設定も第1弾・第2弾ともに受け付ける。
 応募は1人1点限り。最優秀賞1点に図書カード3万円分、優秀賞8点に同5000円分をオープン当日の記念式典席上で贈る。問い合わせは市文化振興課(℡88―91729)。
 式典には市とともに特撮文化の顕彰・推進に取り組む庵野秀明、樋口真嗣両監督にも出席を求めている。