公病で県内初の「オンライン母親学級」

「オンライン母親学級」のリハーサル

 公立岩瀬病院(宗形充企業長)は9月5日からテレビ会議システム「ZOOM」(ズーム)を活用した「オンライン母親学級」を実施する。新型コロナ禍における妊産婦の不安軽減につながるものと期待される。21日に準備を兼ねて同院職員によるリハーサルを行った。
 一方的な情報発信ではなく、参加者同士(妊婦・助産師など)が相互に意見交換できるツールとしてZOOMを利用する県内初の試み。
 同院産科婦人科を受診し出産を予定している妊産婦を対象に、妊娠前期(12~30周頃)は毎月第1土曜日、同後期(30周以降)は第3土曜日に実施する。パソコンやスマホでZOOMを利用し、自宅や病棟・病室など場所を選ばず妊娠中の健康管理や育児についての情報交換ができる。
 母親学級スタートを受けて、三浦純一院長が「2017年4月に産科婦人科を開設し、これまで約1850人の分べんがありました。そのうち44・6%が初産であり、その不安を払拭し安心して産める環境をつくることが大切であり、新型コロナの影響で3月から休止していた母親学級をどうするかずっと考えていたが、ZOOMを利用した双方向の情報交換が出来るシステムを利用することが出来る。地元で安心して産んでもらえるよう不安解消に努めていきたい」とメッセージを発信した。
 伊藤史浩産科婦人科部長は「新型コロナの影響で妊婦の皆さんも何かと不安や心配を抱えていると思う。密状態を避けながらオンラインで双方向に情報交換できる母親学級で少しでも不安の解消につなげてもらいたい」と話した。
 リハーサルは外来棟第3会議室で行われ、妊婦役の職員が助産師と画面を通して様々な話をした。別病棟や病室に待機した職員との意見交換もでき、オンラインだからこそできる、場所を問わない情報交換を再確認していた。
 申し込みや問い合わせは病院スタッフ(℡75―3111)まで。