福島空港は回復傾向も前年同月比80・7%減

コロナ禍で利用者減少が続く福島空港

 県は19日、7月末現在の空港利用状況をまとめた。7月は運休していた札幌便や大阪便の一部も再開し、計104便に4405人が搭乗と回復傾向がみられたが、前年同月と比較すると229便、1万8384人、80・7%減少した。
 7月の利用内訳をみると、22日から再開した札幌便は20便を710人が利用し、搭乗率は48・0%。前年同月から42便、6350人、89・9%減った。
 大阪便は82便を3695人が利用し、搭乗率は63・5%だった。搭乗率のみでみると前月より10・2ポイント増加しているが、利用者は1万573人、便数は166便減少した。運航本数が減少しているため搭乗率が増えたとみられる。
 チャーター便は国内外すべて運航していない。
 今年度の累計は453便に1万1046人が搭乗し、前年同期と比べ855便、8万5438人減少している。客数の減少率は88・6%に上る。
 内訳をみると札幌は52便(前年同月比191便減)に1347人(同2万1754人減)が搭乗し、搭乗率は25・3%(同50・0ポイント減)。
 大阪は401便(同567便減)に9699人(同5万2751人減)が搭乗し、搭乗率は29・6%(同29・9ポイント減)。
 新型コロナウイルスの影響による利用客数の大幅な減少が大きな打撃を与える状況が続いている。県は航空会社と協力した利用促進キャンペーンを展開し、空港活性化推進協議会も例年の助成制度の実施期間を延長するなど、各種事業で利用状況の回復を目指す。