天栄村成人式はオンライン対応で55人祝福

成人証書を受ける内山さん

 天栄村の令和2年度成人式は15日、オンライン参加などコロナ禍の新しい生活様式に対応し、新成人55人の新たな門出を文化の森てんえいで祝った。
 新型コロナウイルス感染対策に対応した実施のあり方を新成人代表者の実行委員会と村で協議しながら検討し、東京都や千葉県など特定警戒都道府県に指定されていた地域の在住者はテレビ会議システム「Zoom」で参加する、来賓は最小限にし2分の1成人式は各小学校で後日実施するなど対応を決めた。
 会場にはサーモグラフィによる非接触の検温器が設置され、新成人らはマスクを着用して入場した。
 式は添田勝幸村長から新成人代表の内山耕輔さん(沖内)に成人証書のほか、コロナ禍の新成人にエールを送る松崎酒造、寿々乃井酒造のオリジナルラベルを貼った4合瓶各1本が授与された。猪越智さん(下松本)が記念樹を贈呈した。

オンラインでも参加した新成人

 添田村長は「新型コロナなど誰にとっても先の分からない状況が続いているが、皆さんには無限の可能性があり、必ず希望は見つかる。皆さんの変わらぬ故郷・天栄村が、皆さんにとって希望であり誇りとなるよう村づくりを進めていきたい。皆さんは、村の希望であることも忘れずにいてほしい」と式辞を述べた。
 服部晃村議会議長が来賓祝辞を述べた。
 10年前の自分からのメッセージ返却は宍戸沙弥香さんが受け、恩師からのメッセージとして新成人の中学3年時の恩師がビデオメッセージを寄せた。
 内山新成人代表は「多くの人のおかげでこの日を迎えることができた。責任と自覚を持ってまい進し、村に恩を返せるよう精進していきたい」と謝辞を述べた。

画面越しに子どもたちの門出を見守る保護者たち

 会場に設置されたカメラとモニターで参加したオンライン参加者の宗方一晟さん(大里中部出身・千葉県在住)は「コロナ禍で本当なら参加できなかったはずなので、こういった形で参加できたことにとても感謝しています。画面越しでも同級生に会うのは中学校以来で、姿が変わっていて驚きました」と笑顔をみせていた。
 密を避けるため保護者らは図書館から画面越しに式を観覧し、成長した我が子らの姿を温かく見守っていた。