橋本市長4期目スタート

初登庁で花束を受ける橋本市長

 3期連続で無投票当選した須賀川市の橋本克也市長(57)=越久=は11日、4期目の任期をスタートさせた。就任にあたり記者会見で「今回ほど身の引き締まる思いで臨んだ初登庁は初めてです。これまでの取り組みの継続と着実な推進に向けて充実させていきたい」と決意を述べた。
 午前8時15分過ぎに市役所正面の光の広場で安藤基寛副市長、五十嵐伸市議会議長、部課長らが橋本市長の初登庁を出迎え、女性職員から花束が手渡されると大きな拍手が送られた。
 橋本市長は午前9時から記者会見を開き、4期目就任にあたり「今回ほど私に求められることを自覚したスタートは初めてです。新型コロナウイルスからの市民の不安払拭、地域医療負担軽減など極めて困難な道のりですが、この危機的状況を新たに前に進む契機と出来るよう、意識の改革が必要となります。持続可能な社会を目指し、大きな変化を社会の推進力としていきたい」と決意を述べた。
 新型コロナ対策の一つとして、須賀川医師会などの協力で発熱外来を9月1日設置へ準備を進めていることを報告し、対策に取り組む事業所にポスターとステッカーを配布して市もバックアップに努めており、事業者と利用する側がお互いに注意しながら経済活動の再開を図っていけるよう尽力していくとした。

決意を述べる橋本市長

 ほかにも、昨年の台風19号被害からの再建支援と今後の防災対策の充実、今秋オープンする「風流のはじめ館」と「特撮アーカイブセンター」を核とする情報発信に取り組み、市独自の俳句・特撮文化を広め、文化のまち須賀川を市民にも誇りに感じてもらえるよう努めていきたい。
 また「新しい生活様式とSDGs」をテーマに「新型コロナウイルス対策が収束していない現状では、以前の生活を望むことは困難であり、むしろ安全に暮らすために今できる自重と自覚におり、納得して『新しい生活様式』を実践することが必要。そして、そこには必ず新しいチャンスがあり、以前とは違う形で不足を補う様々な可能性も存在する。新型コロナ対策を通して、一人ひとりの意識の改革、価値観の共有こそが目指すべき持続可能な世界へのゴールにつながる道。新たなスタートにあたり、市民の皆さんとともにこの危機を乗り越える覚悟を持って挑んでまいりたい」とメッセージを発表した。
 午前10時半からは市職員を前に訓示し、新型コロナ対策に万全を期し、「選ばれるまち須賀川」のさらなる推進と実現へ理解と協力を求めた。