雲水峯大橋の仮堤防設置訓練で19日通行止め

大型土のうと仮堤防が用意された雲水峯大橋

 須賀川市と国交省は19日正午から洪水を想定した仮堤防設置訓練を行うため、午後5時まで早稲田地内の雲水峯(うつみね)大橋を通行止めする。
 昨年10月の台風19号では浜尾地区が深刻な浸水被害をこうむったが、危険水位を超えた阿武隈川の濁流が雲水峯大橋から市道にあふれ、地域内に流れ込んだことも大きな要因との調査結果がある。
 市と国交省では出水期を前に、昨年の轍を踏まないよう、雲水峯大橋からの地域内への入水を防ぐために、浜尾側の市道部分に大型のコンクリート製仮堤防と巨大土のうを積み上げて対策にあたる。
 19日は洪水発生を想定して、現在大橋のたもとに用意している仮堤防と土のうを速やかに所定の位置(市道上)に設置して内水被害を未然に食い止めるための作業を確認する。
 本番さながらに重機を稼働させて堤防と土のうを積み上げる。
 国は台風19号水害を受けて、釈迦堂川と阿武隈川合流地点の川道掘削や雑木伐採、上流区域(鏡石町ほか)での遊水地設置、堤防強化など令和10年度まで大規模な治水プロジェクトを進行する計画を立てている。
 また同じく台風19号で被害を受けた小作田橋でも仮堤防設置訓練を実施する。小作田橋は架け替えを前提に協議と準備が進められており、工事の時期や場所などは正式発表されていない。