夏季高校野球 須賀川高8年ぶりにベスト4進出

8年ぶりにベスト4進出を果たした須賀川高

 全国高校野球選手権福島大会の代替大会となる福島2020夏季高校野球大会で須賀川高は3日、白河グリーンスタジアムで東日本昌平を9―2の7回コールドで制し、8年ぶりのベスト4に進出した。準決勝は5日午前10時からヨーク開成山球場で光南と対戦する。tetteのでんぜんホールでパブリックビューイングも行われる。
 須賀川は初回1点を先制し、その裏に1点を返されたが、2回で打者一巡する打線を爆発させ4点を奪った。勢いそのままに3回でも3点を追加し、4回裏で1点を返されたが、6回にさらに1点を奪い返し、福島西戦に続き2戦連続7回コールドで快勝した。
 ベスト4進出は平成24年以来。同年の大会は2年連続でベスト4まで勝ち上がった同校だったが、準決勝で学法石川に敗れている。
 準決勝を控えた4日、同部の選手33人、マネージャー9人は午前中にさらなる練習を重ね、光南戦に備えた。
 大越琢朗キャプテンは「東日本昌平には昨年の夏に負けた悔しさがあったので、ピッチングマシンを150㌔に設定し目を慣らすなど対策を取っていた。リベンジを果たせたのは本当にうれしい」と笑顔をみせる。「光南は主力全員の選手力が高いがこちらもやれることをやり尽くし、良い試合にしたい。須高は選手一人ひとりが『チームのために』どんな雰囲気も盛り上げる団結力がある。その強みを活かして優勝を掴みたい」と述べた。
 指導を務めて8年目の箭内寿之監督は「言われた指示をしっかり果たしてくれるチーム。東日本昌平戦ではボール球に手を出さず、狙うべきところで打ち込む上手さを発揮することができた」と振り返る。準決勝は「光南戦は粘り強く、我慢強く相手のミスを狙う必要がある厳しい戦いになると思われるが、優勝を目指していきたい」と勝利を目指す。
 新型コロナウイルスの影響で現地に応援に行けないOB勢は自宅などでベスト4進出にわき上がった。小栗山茂同窓会長は「役員とも自宅や職場で応援しようと声を掛け合っていたが、よくぞ勝ってくれたという気持ちで喜んでいる。私のところにも勝利を祝う連絡が何件も届いている。ぜひあと2回勝ち上がり、市内に元気を届けてほしい」とエールを送った。