元気いっぱいの夏休みスタート

早朝から元気にラジオ体操する子どもたち

 管内の公立小中学校の例年より短い夏休みが1日から始まった。地域住民や児童福祉の関係者らは朝のラジオ体操や児童クラブ館等のイベントなど、新しい生活様式に対応した工夫を取り入れながら子どもたちがいつも通りの楽しい夏休みを過ごせるよう試行錯誤を重ねている。
 ラジオ体操は地区ごとに実施時期や期間が異なるが、このうち和田池町内会は1日から活動をスタートした。
 待望の夏休みに目を輝かせる町内の子どもたち約30人が保護者らとともに集会所に集まり、ラジオ体操の放送に合わせて元気いっぱいに体を動かした。
 町内会は新型コロナ感染を防ぐためマスク着用や周囲との間隔確保を促し、参加者名簿を作成するなど対策をとっていた。

屋内で運動を楽しむ子どもたち

 またいつもより短い休みを楽しく過ごせるようにと、住民がカブトムシやクワガタムシを集め、参加した子どもたちに配っていた。なお昆虫の配布は2日も実施する予定。
 多くの子どもたちが日中を過ごす児童クラブ館でも新型コロナへの対策がとられている。
 177人が通う須賀川一小児童クラブ館は例年実施している夏祭りやプールでの活動を中止し、屋内での活動も「3密」を避けるため、学年ごとに部屋を分け、来館時には検温チェック表を提出させるなどの対応をとっている。
 円谷美津館長は「『3密』を避けた行動を常に意識することは子どもにとって難しいところもあるため、スタッフが気を配らなければならず、普段以上の労力が必要になる。それでも子どもたちが楽しい時間を過ごせるように、意見を出し合って催し物なども企画している」と話す。
 夏休み期間中は館内放送を使ったビンゴ大会やけん玉作り、お楽しみ会なども実施するという。運動は学年ごとに時間を区切り、密集を回避しながら体を動かす。
 またマスクを着用させながらも熱中症対策に気をつけ、時間を決めて水分補給させている。
 同館に通う4年生の児童は「今年は親戚の家に遊びに行ける日も短くなって残念です。サッカークラブに入っているので、夏休み中にリフティングの自己ベスト44回を超えられるように練習したいです」「夏休みは友だちと花火をするのが楽しみです。秋には運動会もあるので、走る練習を頑張ります」と、充実した夏休みに向け胸を膨らませていた。