残り5カ月は死亡事故ゼロへ

 須賀川市内では今年1月から7月26日まで7カ月の間に6件の交通死亡事故が相次ぐ異常事態となっている。須賀川署や交通関係機関・団体は30日、須賀川署で交通死亡事故抑止対策会議を開き、年内の交通死亡事故ゼロを目指し意見を交わした。
 須賀川・岩瀬地方では横断歩行者等妨害の取り締まり強化や歩行者優先の意識改善を呼びかける街頭PR活動などを展開し、今年1月28日まで335日間にわたり交通死亡事故0件が続いていた。
 しかし交通死亡事故0件の継続1年を前に、1月29日午前2時4分頃に空港道路入り口交差点で原動機付自転車が軽四輪乗用自動車と衝突し運転手が死亡する事故が発生した。その後2月1件、3月1件、5月1件、7月2件が相次ぐ状況が続いている。
 負の連鎖を食い止めるため、市交通対策協議会、国土交通省東北地方整備局郡山国道事務所、須賀川地区交通3団体、交通安全母の会、県警本部交通分析対策班、須賀川署が集まり、対策を話し合った。
 会議を前に、26日午前1時28分頃に森宿安積田地内の国道4号下りで発生した死亡事故の現場点検を実施した。
 事故は大型貨物自動車が前方を進行していたミニバイクに追突したもので、ミニバイクの運転手(56)は出血性ショックで死亡した。
 管内で発生した6件の事故のうち4件がバイク関連事故のため、特にバイク運転手への注意喚起、防衛運転の啓発などが求められる。
 また県外者が関係する事故も多いため、時間的、精神的に余裕を持った運転や長距離運転時はこまめな休憩を呼びかけるなど、ラジオ等を通じて広報する。
 参加者からは「今回の現場周辺では平成27年から30年まで10件の交通事故が発生し、いずれも追突事故だった。路面標示などで注意喚起したい」「バイク運転者に反射材の活用を呼びかけたい」「バイク用エアバックなどの教育も進める」「交差点などを中心に取り締まりを強化する。事故が起こってからでは遅いので、危険箇所があれば警察署に教えてほしい」など様々な意見を上げ、続発防止に向け協力を確認した。