果樹や稲作は日照不足と長雨対策を

長雨で「あかつき」にみられる着色不足

 須賀川農業普及所は梅雨前線や湿った空気の影響で、日照不足と長雨で病害虫による農作物の被害も増えていることから、対策や管理に注意するよう呼びかけている。
 果樹の日照不足対策としてモモの肥大不良、果肉軟化、着色不良、ナシの肥大不良、果肉障害(蜜入り症)、リンゴの肥大不良などが発生しやすくなるため、着果管理や着色管理などを適切に実施するほか、土壌の過湿は葉の褐変や黄変落葉を引き起こす原因となるため、排水対策を徹底する。
 稲作では通常の水管理は水深2~5㌢、強風時は深水管理など穂ばらみ期から開花期の管理に注意し、低温で雨の多い年には穂いもちが発生しやすいため、出穂直前とその7~10日後に薬剤を散布する。穂いもちは稲に感染してから数日で薬剤の効果を受けなくなるため、防除適期を逃がさないようにする。
 市内和田地内の果樹生産者は、阿武隈時報社の取材に対し「モモ自体は平年より大きく、糖度が16%で甘さは十分あり、良いモモが出来ているが、病斑にならないように注意しながら出荷に力を注ぎたい」と話した。