釈迦堂川沿い410㍍の土のう設置完了

釈迦堂川沿いに設置された高さ約1㍍の土のう

 須賀川土木事務所(高久敏明所長)の釈迦堂川橋から西川新橋までの南側堤防約410㍍にわたる土のう設置工事が完了し、安全・安心の防災対策が前進した。
 設置されたのは高さ約1㍍の大型土のうで、大雨による越水防止が期待される。
 昨年の台風19号により甚大な被害を受けた丸田町、館取町、茶畑町の地域住民が安全で安心できる生活を取り戻すための取り組みの一つ。
 地域住民らは「安全で安心して暮らせる町づくりの会」を昨年末に設立し、釈迦堂川の堤防のかさ上げや河床掘削、下流の河川整備などを市などに要望してきた。市は住民の意見に耳を傾け今年2月、県に対し要望書を提出するなど働きかけ、今回の土のう設置に結びついた。
 関係者によると昨年台風19号豪雨災害時、当該箇所を越水した水は高さ約50㌢との見方もあり、万が一同程度の豪雨があった場合でも、少なくとも避難時間の確保に期待される。
 そのほかの防災対策として、市は可搬式のポンプ増設を予定しており、また同会と市は国や県に早期の河川整備など要望活動を持続し、安全・安心な地域づくりを進める。新型コロナウイルスの影響が弱まれば防災関係の代表者を対象にした講習会なども予定している。