9月から防災行政無線戸別受信機設置

 須賀川市は改訂版ハザードマップで土砂災害想定区域や浸水想定区域となった住宅に2000台の防災無線戸別受信機の設置を9月から始める。年度内に全台設置を目指し、今月から対象となる54行政区・町内会で説明会を開いている。
 昨年10月の台風19号被害を受けて、「災害に強いまちづくり」のため、今年度当初予算で設置費用を確保しており、来年度以降も設置台数を増やす計画もある。
 戸別受信機は防災行政無線の内容を自宅内で聞けるもので、台風など強風・強雨の状況下でも行政からの情報を的確に受け、早期避難につなげられる。
 須賀川市は準備が整い次第、設置に関して各戸意向調査を行い、業者を通して設置を順次進めていく。
 防災無線は災害発生時に家屋内では聞き取りにくいなどの声が聞かれ、早期の戸別受信機設置を求めていた。
 今回の設置時期決定を受けて浸水想定区域内に住む男性は「昨年の経験を踏まえて、少しでも早く正確な情報が自宅で聞けるのはありがたい。水が上がる前に家族の安全を確保するために有効活用したい」と話す。
 市は合わせて防災行政無線の増設も計画中で年度内の市内河川沿い設置を目指す。